ダークコース 視覚障害者の方を対象としたコースです

ダイアログ・イン・ザ・ダークアテンドスクール 2026年開講のお知らせ

一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ

私たちは1999年から、視覚障害者とともにダイアログ・イン・ザ・ダークをわが国で開催してきました。人と人の関係性を深め、驚きに満ちた体験をするダイアログ・イン・ザ・ダーク。暗闇を案内する視覚障害者のダイアログ・アテンドは、この26年の間で30万人以上を暗闇へと案内し、社会に新たな価値を生み出してきました。

そして、2020年夏にオープンした東京・竹芝のダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」では、お客様の安心・安全を第一に楽しんでいただけるプログラムを開催しています。

目を使わないからこそ、優れた感覚と思考を持つダイアログ・アテンドを日本中に増やすべく これまで培ってきたアテンド養成のノウハウをもとに、2019年秋には第1期アテンドスクールを開講し、アテンドスクールの受講生の一部は「対話の森」で活躍するとともに、ダイアログ・アテンドの道を選ばなかった方々も社会で活躍しています。

「対話の森」は6年目に入り、このたび第5期アテンドスクールを開講します。このアテンドスクールでは、ダイアログ・イン・ザ・ダークのアテンドとして必要なマインドやスキルの基礎を短期間で習得し、近い将来ダイアログ・イン・ザ・ダークで働くことを目指すものです。多くの皆さんのエントリーをお待ちしております。

※ 受講修了者には、当社団の修了書を発行します。
※ 日本国内での「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」「ダイアログ・イン・サイレンス」「ダイアログ・ウィズ・タイム」のプログラム実施及び商標使用について、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは日本で唯一、ドイツ本部(Dialogue Impact gGmbH)と専属的にライセンス契約を締結しているため、ダイアログ・アテンドとして採用には、別途募集時の選考とOJTが必要となります。

■ダイアログ・アテンドスクール概要

全11回の講座を通して、人との対話を深めるワークや、現役アテンドによる暗闇案内の実習等、ダイアログ・アテンドとしての基礎を身につけていただきます。この講座の受講により、人との深い対話の作り方、その活かし方を学び、ご自身の持つ能力を高めることにつなげていきます。アテンドスクール過程の最終段階において、アテンドとしての適正を判断し、採用を前提としたより実践的な研修に進むか否か決定します。

ダイアログ・アテンドスクール(当サイト)
HP:https://attend-school.dialogue.or.jp/

ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
HP:https://taiwanomori.dialogue.or.jp/

■ダイアログ・アテンドとは?

ダイアログ・イン・ザ・ダークとダイアログ・イン・サイレンス、そしてダイアログ・ウィズ・タイムの世界を案内するスタッフです。
真っ暗闇や静寂などは、多くのお客様にとっては非日常的空間。
そんな空間をエンターテイメントとして存分に味わい楽しんでいただくために、戸惑うお客様の緊張を緩め、ときに見守りながら、常に一人ひとりのお客様に寄り添う存在です。

また、同時にアテンドは対話のプロフェッショナルでもあります。
特別なトレーニングを積んだ彼らは、空間を安心安全にご案内するなかで、お客様との対話、ご自身との対話、そしてお客様同士の対話を、静かに促し導いていきます。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク アテンドの主な活躍の場

  • ・ダイアログ・ダイバーシティミュージアム 対話の森
  • ・企業、自治体等への出張開催
  • ・暗闇の中でコーヒーを味わっていただく体験施設 (港区高輪 2026年3月オープン予定)

ダイアログ・イン・ザ・ダーク アテンドイメージ画像

アテンド体験談

大胡田 誠さんの写真

おおごだ法律事務所
代表弁護士
大胡田 誠

私は、今から20年ほど前、大学院生の頃にダイアログのアテンドを経験しました。

友人に誘われて、夏休みのお小遣い稼ぎといった軽い気持ちで始めたアテンドだったのですが、振り返ってみると、あの夏の経験が、私の人生を大きく変えてくれたのだということに気が付きます。

小学6年生で全盲になった私は、障害を持ったことで、自分は、周りのみんなよりも劣った存在になってしまったという思いを抱えていました。
ところが、暗闇が、そのコンプレックスから私を自由にしてくれました。アテンドとして、お客様やスタッフと一緒に1回1回のセッションを作っていくうちに、いつしか、「目の見えない私だからこそできることは必ずある」と思うようになりました。泣き虫のトナカイが、サンタクロースから「暗い夜道ではお前の鼻が役に立つのさ」と言われたみたいな(?)経験でした。

ダイアログは、時としてお客様の世界観を変化させますが、それと同時に、もしかしたらそれ以上に、アテンドとして働く私たちの価値観をもポジティブに転換する力があるのかもしれません。暗闇の中で、「そのままの自分に価値がある」と感じたあの日の経験は、心の奥の方で今も私を支え続けてくれています。

2月3日火曜日に、大胡田 誠さんによるオンライン講演会を開催します。
下記のリンク(Peatix)から、ぜひお申し込みください。

Peatix - 全盲の弁護士 大胡田誠さんが語る「経験を、社会の力に変えるということ ― 見えないからこそ生まれる視点を仕事に生かす ―」

柿島 光晴さんの写真

一般社団法人 日本視覚障害者囲碁協会
代表理事
柿島 光晴

2012年から8年間、私はダイアログ・イン・ザ・ダークでアテンドとして働きました。

暗闇の中で出会うのは、普段の生活では決して交わることのない分野の方々との対話です。その一つ一つが、人と関わることの楽しさを、私の心に深く刻んでくれました。

アテンドを卒業した今、誰とでも対等な立場で向き合えるという自信が、私自身の活動を力強く支えています。囲碁が盤上で対等な対話であると気づけたのも、この場所での経験でした。中途失明の私にとって、共に働いた仲間は一生の友です。ぜひ多くの方に、この学びと出会いを体験してほしいと思います。

■応募について

応募方法

受講を希望される方は、指定のエントリーシートを締切日時必着で、下記のアドレスまでメールにてお送りください。選考の上、ご本人宛にメールにて通知します。

エントリーシート:次のリンクからダウンロードしてください。
エントリーシート(Word)のダウンロード
メール:dark@attend-school.dialogue.or.jp
・受講応募2次締切:2026年2月6日(金)
※講座内容が充実しました。募集締め切りを延長いたします。

1.ダイアログ・イン・ザ・ダーク アテンドスクール受講者の条件

  • ・高校生以上の視覚障害のある方
    ※受講に際しては受講者さまお一人での参加が原則となります。なお、盲導犬を連れてのご受講は可能です。
  • ・スクリーンリーダー等の補助機能を使って、読み書き、情報収集、メールなどの基本操作がご自身で可能な方
  • ・困難な状況にあっても、対話でポジティブに解決を見出すことのできる方
  • ・ダイアログ・イン・ザ・ダークおよびアテンドスクールの趣旨にご賛同いただける方

※ 実際にご受講いただけるかどうかは、書類審査を通じて判断させていただきます。

2.目指す人材像

  • ・社会的な基本情報を把握し、バランス感覚を持って動ける
  • ・コミュニケーションの基本を体得し、進んで円滑な対話を進められる
  • ・チームや組織の状況を把握し、より良い関係構築を促せる
  • ・ダイアログ・アテンドの基礎をマスターし、さらなるステップアップを目指せる
  • ・チャレンジ精神を持って、新たなことに取り組める

3.受講料

無料

4.定員

12名

5.会場

ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
〒105-0022 東京都港区海岸1-10-45 アトレ竹芝シアター棟 1F

ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」へのアクセスはこちら

6.日程と講座内容(予定)

日程:全11日間
2026年2月15日(日)、16日(月)、17日(火)、18日(水)、23日(月)、24日(火)
3月7日(土)、8日(日) 、18日(水)、19日(木)他、1日間を予定
※全日参加が難しい方はご相談ください。

講座内容(予定):
・及川美紀 氏(株式会社ポーラ 前代表取締役社長、当社団理事)「仮)組織づくりとDEI」
・岩井睦雄 氏(日本たばこ産業株式会社 取締役会長)「仮)リーダーシップと自己成長」
・河本 宏子 氏(元ANA取締役専務執行役員)「仮)ホスピタリティ・マナー研修」
・HSBCグループ「仮)金融リテラシーを身に付ける」
・志村季世恵(社団代表理事・バースセラピスト)「対話のレッスン 初級 互いの違いを尊重しあい、自らと相手の気持ちを知りあう対話から」

※講座は基本的に講師によるレクチャーと受講者によるグループワーク、現役アテンドによるOJTがメインとなります。主催者の都合により、事前に日程、講師、テーマなどを変更する場合がありますので、予めご了承ください。
※やむを得ず欠席の場合は、状況により補講などの措置を検討しますが、確約はできません。

7.事前説明会のご案内

事前説明会は終了しました。説明会の様子を以下の動画でご覧いただけます。

8.問合せ先

一般社団法人 ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
TEL:03-6231-1640(担当:谷口、松岡)
e-MAIL:dark@attend-school.dialogue.or.jp