サイレンスコース 聴覚障害者の方を対象としたコースです
サイレンスコース第2期
【応募は締め切りました】
第2期となる2021年度は、企業・団体に勤める聴覚障害者を主な対象として開催します。
職場でのコミュニケーションを円滑にし、アテンドという概念を学ぶことにより、それぞれの持つ能力や個性を活かしながらわかりあい支え合う場をつくれるかをメインテーマにコースを展開します。
聴覚障害者個人でのご応募はもちろん、障害者雇用に取り組まれている企業・団体からのご応募・お問い合わせもお待ちしております。
尚、今回は日本財団からの助成を受けています。
5つのテーマ
①ダイバーシティ&インクルージョンの実現に向けて
SDGsで重視されるダイバーシティ&インクルージョンを理解し体現する
②聴覚障害と周辺知識を正確に持つ
自身の障害について、社会的にも正確な知識を押さえ、活かし方を知る
③多様な人と対等に対話するコミュニケーション力
持てるコミュニケーション力を最大限伸ばし、自身の力に
④エンターテイメントのプロに学ぶ表現力
他者への働きかけ、見せ方を体得して、魅力ある個性を磨く
⑤困難な状況でも発揮できるリーダーシップ
チームビルドや、そこでのリーダーシップ、フォロアーシップを高める
ダイアログ・イン・サイレンスで活躍する
アテンドスタッフを紹介します
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3年前に失聴した私にとって「聞こえなくなった」ことは、“人生のとても大切な部分を失った”体験と位置づけられていました。しかし、アテンドを体験することで、「聞こえなくなった」ことが”言葉だけに頼らない多様なコミュニケーションの力と幅を得た”ことなのだと実感して嬉しくなりました。
西嶋恵理子2017年よりアテンドとして活躍
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アテンドスタッフとして活動することで、自分の感情がもっともっと表情としてでるようになり、前より自分が好きになって、相手の目を見て笑顔で対話する自分がいることに気づきました。また、自分が社会を変革する触媒としてどうあれるかどうか考えるようになりました。
見山陽介2018 年にアテンドとして参画
佐々木優佳
2017年よりアテンドとして活動
ダイアログ・アテンドスクール サイレンスコース第2期 概要
- 本コースの概要
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本コースの概要は資料でも確認頂けます。下記よりダウンロードしてご覧ください。
- 本コースを受講いただける方
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- ・企業や団体に勤める聴覚障害者
- ・18歳以上で、ダイアログ・イン・サイレンスに関心のある方
- ・メールでのやりとりができる、加えて手話でのコミュニケーションができる方
※ 講座では主に手話を使いますが、音声とUDトークなどのテキスト化による情報伝達も準備します。 - ・全12回の講座に出席いただける方
- ・一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティの設立趣旨にご賛同いただける方
※ 受講に際しては受講者さまお一人での参加が原則となります。 ※ 実際にご受講いただけるかどうかは、応募課題・書類審査および説明会での面接を通じて、判断させていただきます。 ※ 企業からのご参加の場合、1社につき2名様までとさせていただきます。 ※ アンケートや効果測定などのデータを取らせていただき、個人の特定できない形で公表を予定しています。また、スクール中の撮影と、社団の広報利用を含め画像・映像の利用があります。予めご了承ください。 ※ 受講にあたり、守秘義務要件を含めた書面の取り交わしを行います。
- 講義日程
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講座は12日間となります。1回あたり3~6時間、オンラインと集合研修の組み合わせです。集合研修はダイアログ・ミュージアム「対話の森」と近隣施設での開催を予定しています。
予定日:7月12日開講予定、以降9月まで基本月曜日開催
※社会状況により、開講日は決定します時間:
集合研修の場合 11:00~17:00 (会場:ダイアログ・ミュージアム)
オンライン研修の場合 15:00~18:00
※各回、オンラインでの開催、集合での開催を決めて行います。- ・全カリキュラムを修了された方には、社団発行の「ダイアログ・アテンドスクール修了証」を発行いたします
- ・やむを得ず欠席される場合は、補講などの対応をいたします
- ・本講座を修了したことにより、ダイアログ・アテンドとしてすぐに採用されるものではありません。
クリックでカリキュラムを表示します。
※ スケジュールや内容は変更することがあります。
- 第1回 7月12日(月) <オンライン>
- オリエンテーション
- 第2回 7月19日(月) <オンライン>
- 障害者と社会のこと、改めてとらえる
講師:松森果林氏、森本行雄氏、紺野大輝氏 - 第3回 7月26日(月) <オンライン>
- 人との関係をつくる
講師:柿沼忍昭氏 - 第4回 8月3日(火) <オンライン>
- 当事者研究を学ぶ 1
講師:松﨑丈氏(宮城教育大学) - 第5回 8月4日(水) <オンライン>
- 当事者研究を学ぶ 2
講師:松﨑丈氏(宮城教育大学) - 第6回 8月9日(月) <オンライン>
- コミュニケーションの基本・マナー
講師:西嶋恵理子氏 - 第7回 8月23日(月) <オンライン>
- ことばを使うトレーニング
講師:阿部広太郎氏(電通 コピーライター) - 第8回 8月30日(月) <集合>
- 身体を使うトレーニング
講師:雫境氏 - 第9回 9月6日(月) <オンライン>
- スペシャル講演
講師:岩井睦雄氏(JT副会長) - 第10回 9月13日(月) <集合>
- 伝える、伝わる、伝え合うトレーニング
講師:志村季世恵氏、門秀彦氏(イラストレーター) - 第11回 9月21日(火) <集合>
- 対話のトレーニング
- 第12回 9月27日(月) <オンライン>
- 全体ふりかえり、修了式
- 講義場所
〒105-0022 東京都港区海岸1丁目10-45 アトレ竹芝 シアター棟 1F
https://taiwanomori.dialogue.or.jp/
- 定員
20名程度を予定しています。なお、受講に際しては選考がございます。
- 講義内容
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<ガイダンス&体験>
●ダイアログ・ミュージアム体験
●ダイアログ・イン・サイレンス体験
ソーシャルエンターテイメントの在り方と目指すべきダイバーシティ&インク―ジョンについて知る。
<レクチャー&ワークショップ>
●聴覚障害者について改めて学ぶ
聴覚障害者の置かれている社会的状況、統計的な基本情報をおさえる。
●当事者研究を学ぶ
自分を客観視する、自身も周囲もどう関係をつくることが望ましいのか考える。
<スペシャルゲスト講演>
●ビジネスパーソン、著名講師による講演会を実施
合わせて、講師との対話やグループワークも。<実習>
●ビジネスマナートレーニング
人と接する際の立ち居振る舞いや表情など、基本姿勢を身につける。
●伝える、伝わる、伝え合うトレーニング
手話も含めた言語等で分かりやすく伝える表現や手段を学ぶ。
●身体表現トレーニング
人に伝わる身体の動かし方や表現の仕方を学ぶ。
●人間関係トレーニング
自己開示と自己肯定感について、他者との関係をつくる、ナラティブアプローチ(本人の語り、ストーリーからとらえる手法)を学ぶ。
●対話のトレーニング
求められる対話の作り方、ダイアログ・イン・サイレンス「対話の部屋」の進行を体験。
- 受講料
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無料 ※第2期は日本財団からの助成金により開催します
- ご応募の前に
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ご応募いただく際は、「ダイアログ・アテンドスクール」規約(リンク)を事前に必ずご確認ください。
本事業にご応募された方は、本規約に同意されたとものとみなします。
- 応募方法
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第2期の応募は締め切らせて頂きました。
一般社団法人 ダイアローグ・ジャパンソサエティについて
本事業は一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ主催の人材育成事業として実施致します。
日本国内での「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」「ダイアログ・イン・サイレンス」「ダイアログ・ウィズ・タイム」のプログラム実施及び商標使用について、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは日本で唯一、ドイツ本部(Dialogue Social Enterprise GmbH)と専属的にライセンス契約を締結しているため、アテンドスタッフ採用の際は、別途研修等が必要となります。
また、受講の修了が、今後のダイアログにおけるアテンドスタッフ採用の一基準となりますが、正規アテンドスタッフの採用には別途試験があります。