ダイアログ・イン・ザ・ダーク 「インターンシップ2024夏」実施のお知らせ

【募集は終了しました】

昔と比べると、世の中には目が見えなく「ても」できる仕事が増えてきました。
しかし、目が見えないから「こそ」、できる仕事は決して多くありません。
私達、視覚障害者のアテンドたちは、見えない(目を使わない)ことを自分が持っている能力として活かしながら働いています。

ダイアログ・イン・ザ・ダークではこの夏インターンシップを開催します!
対話に溢れた夏の一時を、私たちと一緒に過ごしませんか。
学校や家庭生活と違う知らない世界に一歩踏み出すことで、
自分の将来の可能性を探す機会の一つにしてください。

ダイアログ・イン・ザ・ダークで活躍しているアテンドたちの写真

ダイアログ・イン・ザ・ダーク インターンシップ募集要項

ダイアログ・イン・ザ・ダークとは

ダイアログ・イン・ザ・ダークは、完全に光を遮断した純度100%の暗闇の中で、視覚以外のあらゆる感覚やコミュニケーションを楽しむソーシャルエンターテインメントです。
参加者は視覚障害者のアテンドの案内により、暗闇の中で様々なプログラムを体験します。
ドイツでスタートしたこのプログラムは、これまで世界50カ国以上で開催され、900万人を超える人々が体験しています。

※参考:ダイアログ・イン・ザ・ダークとは?(ダイアログ・イン・ザ・ダークのホームページが新しいウィンドウで開きます)

アテンドとは

ダイアログ・イン・ザ・ダークは視覚障害者の疑似体験ではありません。
目が見えないことの不便さや不自由さを伝えることがアテンドの役割ではないのです。

アテンドの役割は、真っ暗闇の中で8名程度のお客様を安全に案内することと、楽しい時間と場を作ることです。
そのために、視覚以外の感覚を最大限に使って楽しむことをサポートするとともに、参加者全員がコミュニケーションを深められるような雰囲気づくりをします。

暗闇という非日常な環境において、お客様に安心して参加していただけるようなお声かけも大切な仕事の一つです。

インターンシップの目的

  1. 様々な人とのかかわりを通して、社会で働くために必要となるマナーやコミュニケーション能力を養う。
  2. 視覚障害当事者としての個性を発揮して接客業に携わる中で、ホスピタリティ精神を身に着ける。
  3. アテンドとして働いている視覚障害者との関わりを通して、自立した社会人の生の声を聞く機会を作る。

インターンシップの詳細

日程

2024年8月10日(土)~8月12日(月・祝)
全日程10時から17時まで。

場所

DIALOGUE DIVERSITY MUSEUM 対話の森
〒105-0022 東京都港区海岸1-10-45 アトレ竹芝 シアター棟 1F
JR・東京モノレール「浜松町駅」もしくは都営地下鉄「大門駅」から徒歩約10分
※参考 アクセスマップ(ダイアログ・イン・ザ・ダークのホームページが新しいウィンドウで開きます)

定員

3名

給与と交通費

原則無給、交通費は往復の合計が1500円まで支給する。

対象者・応募条件
  • 視覚障害をお持ちの方で、視覚に頼らなくても単独で行動が可能な方
    ※例えば、目的地まで一人で行って帰ってくることができる等。
  • 高校、視覚特別支援学校高等部、大学、専門学校(職業訓練学校含む)に通っている学生の方
  • インターンシッププログラム(連続3日間)全てに参加できる方
求める人物像
  • 人と話すことが好きな方
  • 人と楽しく過ごすことが好きな方
  • 新しい取り組みにチャレンジしたい方
過去のインターン参加者の声

以前私は視覚障害はマイナスにしかならず、他の感覚で補ったり、配慮を受けたりすることで0になるだけだと考えていました。
しかしインターンを通して、障害は武器にもなるということを知りました。
今まで「視覚障害があってもできる」ということをアピールしてきましたが、これからは「視覚障害があるからこそできる」という考えを活かしていきたいです。
(大学1年生・2022年夏の回・大阪から参加)

アテンドの方によってそれぞれの特徴や面白さがあり、自分も誰かのために全力で向き合える人になりたいと心から思いました。
見えないからと諦めることや我慢することが多い日々ですが、アテンドという仕事を間近でみられたことで、そうではないのかもしれないと感じました。
諦めずに、我慢せずに向き合うことに意味があるのではないかと考えさせられる三日間でした。
(大学2年生・2023年春の回・東京から参加)

私は、お客様と直接接することができるところにアテンドという仕事のやりがいがあると考えています。
お客様と接する仕事はこのアテンドスタッフが初めてで、自分自身がそれに向いているのかもわかりませんでした。
しかし、一緒に過ごした時間を楽しかったと言っていただけるとこちらも嬉しく、また暗闇や対話に対する感じ方や考えを聞かせていただいていると新しい気づきを得られて、毎回のアテンドを新鮮に感じながら仕事を楽しむことができています。
(大学4年生・2024年春の回・東京から参加)

応募方法

募集は終了しました。

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